青春しようぜッ!!
カラオケに着くと3人で使うにはもったいないくらいの大きな部屋に通された。


「早速歌おー♪」

明理のテンションもあがりまくってるし笑っ


カラオケってこんなに盛り上がるんだ・・・。
初めての友達とのカラオケは私にとってとても新鮮なものだった。


「菜々も歌おうよッ♪」

こうやって誘ってくれる友達って初めて。

楽しく歌っているといつのまにか終了5分前になっていた。

「そろそろ出ようぜ」


私達はカラオケ店を後にした。


「今日は楽しかったねっ♪ ありがとう明理!」


「礼を言うのはこっちのほうだよ!  久しぶりにこんなに盛り上がるなんて思わなかったし♪」


「俺もッ♪ 菜々と知り合えてうれしかったし!」


「あんた、女々しいのまるわかりだっつーのっ!」

明理が裕太に頭からげんこつをはめる。


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