【番外編】夜色オオカミ~愛しき君へ~





陽世は瞬時にその顔色を変え、わなわなと震え…



『鬼畜ぅぅう…っ!!あなた様は本っ当に悪いお方ですわ!!!』



『ハハハ。それは褒め言葉かな?』



『違 い ま す っっ!!!……もう!!』



完全に拗ねてしまった彼女は着物をかぶってふて寝をしてしまった。



丸まった膨らみを見ながらクスリと笑みを溢した。










…僕の心の内など簡単におまえに言いはしないよ。






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