地味男はイケメン男子!?〜小悪魔彼氏にご用心!〜
ーーピーンポーン
「? 誰だろう?」
「はーい」
俺は玄関に向かった。
「オレオレ、麻弥流〜♪」
「!? どうしたんだよ?」
ガチャ
「ヤッホー、1人じゃ夕飯寂しいと思った奏くんのために麻弥流くんが来たよ〜!」
うそくさいセリフ…
「とかなんとか言って、結局は自分が寂しいだけなんじゃないのか?」
「うっ……。」
「はぁ、とにかく入れよ、ちょうど今から飯作るところだったから食ってけよ。」
すると麻弥流の顔がパァァっと明るくなり奏の部屋に入った。
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「ごちそうさまでしたー♪」
「お粗末さまでした。」
「イヤー本当に奏の料理は美味いよな、うちのコックにも負けてない!!」
「はははっ、誉めすぎだ、でもありがと。」
「またちょくちょく食べに来てもいい?」
「いいよ、ってか毎日来る気だろ?」
「あ、バレた〜?」
麻弥流はニコニコしながら言った。