地味男はイケメン男子!?〜小悪魔彼氏にご用心!〜


ーーピーンポーン

「? 誰だろう?」

「はーい」

俺は玄関に向かった。

「オレオレ、麻弥流〜♪」

「!? どうしたんだよ?」

ガチャ

「ヤッホー、1人じゃ夕飯寂しいと思った奏くんのために麻弥流くんが来たよ〜!」

うそくさいセリフ…

「とかなんとか言って、結局は自分が寂しいだけなんじゃないのか?」

「うっ……。」

「はぁ、とにかく入れよ、ちょうど今から飯作るところだったから食ってけよ。」

すると麻弥流の顔がパァァっと明るくなり奏の部屋に入った。

ーーーーーーーーー

ーーーーーーーー

ーーーーーーー

ーーーーーー

「ごちそうさまでしたー♪」

「お粗末さまでした。」

「イヤー本当に奏の料理は美味いよな、うちのコックにも負けてない!!」

「はははっ、誉めすぎだ、でもありがと。」

「またちょくちょく食べに来てもいい?」

「いいよ、ってか毎日来る気だろ?」

「あ、バレた〜?」

麻弥流はニコニコしながら言った。



< 11 / 87 >

この作品をシェア

pagetop