地味男はイケメン男子!?〜小悪魔彼氏にご用心！〜

次から次へと話の内容がズレていくなか、俺はとてつもなく驚きな事に気がついた。

｢い、伊沢さんちょっと来て!!｣

ガタッ

｢えっ、ちょっ、ちょっと…!?｣

俺は伊沢さんの手を取り席を立たせて屋上に向かった。

＊ ＊ ＊ ＊ ＊

｢痛いよ朝霧くん！｣

｢あ、ごめんね！｣

パッ

屋上に上がると俺は単刀直入に質問をした

｢伊沢さんって、もしかして…伊沢 汐莉の娘さん？｣

｢えっ!?｣

｢……やっぱり｣

｢っ……。｣

｢………｣

｢………｣

どうやら図星だったらしく2人は少し冷たい風吹くなか向き合った状態でしばらく黙っていた。