地味男はイケメン男子!?〜小悪魔彼氏にご用心!〜
「ほいっ」
「え?」
麻弥流は奏に鍵とカードを渡した。
「部屋の鍵とIDカード。」
「え、ちょっ、ちょっと待て!俺と麻弥流は同じ部屋で暮らすんじゃ…」
すると麻弥流はニヤりと口元を緩ませた。
「フッフッフ、そう想わせて実は別々の部屋でしたー♪」
「…はぁぁ!?」
マジかよ…
「遠慮は無料だよ?」
「ぷっ、それを言うなら遠慮は無用だろ♪」
「あ、それそれ!じゃあまた明日な〜」
ーーパタン
麻弥流は自分の部屋に入っていった。