365日+1日、飾らない言葉をさがして。< 短編集 >
瑠香の恋愛話をかなり聞かされた夜にパパから
「 優奈の大好きなオムレツ食べに行くかぁ? 」
久しぶりに残業がなかったパパはママと楽しそう。
「 そうね、
あのレストラン優奈大好きだもんね。
パパのごちそうしてくれるんだから、
みんな早く用意しなさい! 」
弟の優也は、
なんかシブシブ用意をはじめた。
そんな弟をみていても、
憧れの人に会いたいもん。
家族と過ごす時間に、
大好きな人もいる。
幸せな気持ちの帰り道、
でも、
寂しさもゴッチャになって…
切なくなるなぁ。
帰り道にパパに買ってもらった缶コーヒー
大事そうに抱えているからママに笑われたけど、
以前、
大好きな人が買っていたのを見たことがあって、
それからは…
この缶コーヒーしか飲まなくなった。
< 明日、瑠香の彼氏に会うんだ。 >
なんとも言えないドキドキに、
まだ眠りにつけないでいた。
午前2時ラジオをつけてみた。
♪好きな人が友達の彼だった…
という歌詞に
< もしかして…。 >
「 優奈の大好きなオムレツ食べに行くかぁ? 」
久しぶりに残業がなかったパパはママと楽しそう。
「 そうね、
あのレストラン優奈大好きだもんね。
パパのごちそうしてくれるんだから、
みんな早く用意しなさい! 」
弟の優也は、
なんかシブシブ用意をはじめた。
そんな弟をみていても、
憧れの人に会いたいもん。
家族と過ごす時間に、
大好きな人もいる。
幸せな気持ちの帰り道、
でも、
寂しさもゴッチャになって…
切なくなるなぁ。
帰り道にパパに買ってもらった缶コーヒー
大事そうに抱えているからママに笑われたけど、
以前、
大好きな人が買っていたのを見たことがあって、
それからは…
この缶コーヒーしか飲まなくなった。
< 明日、瑠香の彼氏に会うんだ。 >
なんとも言えないドキドキに、
まだ眠りにつけないでいた。
午前2時ラジオをつけてみた。
♪好きな人が友達の彼だった…
という歌詞に
< もしかして…。 >