365日+1日、飾らない言葉をさがして。< 短編集 >
午前4時。
部屋のどこをみても叶多のことを考えてしまう…。

泣き疲れてソファに寝てしまったんだ。
肩にタオルケットが…


「 叶多…。 」


私は部屋中を探した
けど…
叶多の姿はなくって…

ベッドに移動してみたら、
叶多からの手紙が置いてあった。


< 詩季、
オレは お前を愛している。
だけど、お前の言葉で
お前を不安にさせていることがわかった。
少し時間をくれないか?
ホントにお前のことだけをみている男になるから… 叶多 >


叶多からの手紙を抱き締めた。
叶多の心に届いたんだね、私の想いが…。

叶多の言うように
少し時間をあげてみよう。
私もその時間で今よりも
叶多に相応しい女の子になろう。


叶多、待ってるよ

でも待ってるだけの女の子じゃないから…

あまり待たせ過ぎると知らないぞ!!


早くチーズケーキを作る時がきますように…。




end
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