365日+1日、飾らない言葉をさがして。< 短編集 >
みんながきれいだね。
と笑顔で上を向いて歩く、この道。
はぐれないようにと手を繋いでくれる。
この手から
私の大好きが感染しちゃえばいいのに…。
歩きながらいろいろ説明してくれる俊希さん。
関東が長い私にとっては、5年前。
目の前で久しぶりに聞いた関西弁にちょっとこわくてウルウルしちゃったけど…
今の私は、
俊希くんの関西弁だけは心地よく聞けるようになった。
それは俊希くんを大好きだからかな?
だよね?
「 幸姫ちゃん、
オレそろそろ限界やねん。
ちょっと聞いてもええかな? 」
私は小さく頷いた。
「 オレ、幸姫ちゃんのことめっちゃ好きやねん。
メールの文字だけの、
おやすみじゃなくって。
幸姫ちゃんの体温をちゃんと感じられる、
おやすみが欲しいねん。 」
俊希くんは
深呼吸して
まっすぐ私を見つめ直し。
「 オレじゃ、あかんかな?
ここに戻ってきてくれへんかな? 」
私は大きく頷いて
俊希くんを抱きしめた。
「 俊希くんありがとう。
もう12月2日なんて来なければいいって思わなくていいんだね。
私俊希くんのそばにいたい。
ずっとずっと一緒にいたいよぉ。 」
と笑顔で上を向いて歩く、この道。
はぐれないようにと手を繋いでくれる。
この手から
私の大好きが感染しちゃえばいいのに…。
歩きながらいろいろ説明してくれる俊希さん。
関東が長い私にとっては、5年前。
目の前で久しぶりに聞いた関西弁にちょっとこわくてウルウルしちゃったけど…
今の私は、
俊希くんの関西弁だけは心地よく聞けるようになった。
それは俊希くんを大好きだからかな?
だよね?
「 幸姫ちゃん、
オレそろそろ限界やねん。
ちょっと聞いてもええかな? 」
私は小さく頷いた。
「 オレ、幸姫ちゃんのことめっちゃ好きやねん。
メールの文字だけの、
おやすみじゃなくって。
幸姫ちゃんの体温をちゃんと感じられる、
おやすみが欲しいねん。 」
俊希くんは
深呼吸して
まっすぐ私を見つめ直し。
「 オレじゃ、あかんかな?
ここに戻ってきてくれへんかな? 」
私は大きく頷いて
俊希くんを抱きしめた。
「 俊希くんありがとう。
もう12月2日なんて来なければいいって思わなくていいんだね。
私俊希くんのそばにいたい。
ずっとずっと一緒にいたいよぉ。 」