365日+1日、飾らない言葉をさがして。< 短編集 >
ウソも必要かもね?side稜くん。
俺には付き合って一年の彼女がいる。
会社近くのコーヒーショップで俺の一目惚れから始まった。
すごく素直で、
かわいい彼女を大切に思っている。
高校のクラス会があった…元カノの
[ 亜衣 ]
別れてから三年、
クラス会だから再会しそうだと思ったけど…
「 久しぶり。 」
満面の笑顔に俺は心がざわついた。
二次会も三次会も2人とも参加していたから自宅も、さほど遠くないから…
俺はタクシーで送ることにした。
「 彼女いるの? 」
昔から変わらない、
顔をのぞきこむように聞くクセが…
やっぱりかわいくって。
「 どうかな? 」
はぐらかしてしまった。
今の俺には、希羽がいる。希羽のことが心から消えてたわけじゃないって、
自分に言い訳をしていたら…
「 メアド交換できないかなぁ? 」
俺も、まったく悪気なく赤外線通信完了!!
それから昼間は、
メールが毎日届くようになった。
俺も…
元カノだけど…
嫌いになって別れたわけじゃないから、
メールがくるたびに浮かれていたのかもしれない。
クラス会があって一ヶ月後の土曜日。
土曜日は希羽のマンションにお泊まりデート。
俺が仕事終わって、
そのままマンションに行くと、
結婚しているみたいに手料理がテーブルいっぱい並んでる。
< 俺もそろそろ結婚しようかな? >
新婚生活を想像しながら食事してると、
「 稜、 何ニヤけてるの? 」
「 結婚したらさぁ…。 」
希羽の顔つきが、
なんか違和感がありながらも、
普段通りに会話しながら…2人して眠りにつく。
午前2時
メールが届いた。
< 亜衣からのメールだろう。 >
携帯を置いた。
会社近くのコーヒーショップで俺の一目惚れから始まった。
すごく素直で、
かわいい彼女を大切に思っている。
高校のクラス会があった…元カノの
[ 亜衣 ]
別れてから三年、
クラス会だから再会しそうだと思ったけど…
「 久しぶり。 」
満面の笑顔に俺は心がざわついた。
二次会も三次会も2人とも参加していたから自宅も、さほど遠くないから…
俺はタクシーで送ることにした。
「 彼女いるの? 」
昔から変わらない、
顔をのぞきこむように聞くクセが…
やっぱりかわいくって。
「 どうかな? 」
はぐらかしてしまった。
今の俺には、希羽がいる。希羽のことが心から消えてたわけじゃないって、
自分に言い訳をしていたら…
「 メアド交換できないかなぁ? 」
俺も、まったく悪気なく赤外線通信完了!!
それから昼間は、
メールが毎日届くようになった。
俺も…
元カノだけど…
嫌いになって別れたわけじゃないから、
メールがくるたびに浮かれていたのかもしれない。
クラス会があって一ヶ月後の土曜日。
土曜日は希羽のマンションにお泊まりデート。
俺が仕事終わって、
そのままマンションに行くと、
結婚しているみたいに手料理がテーブルいっぱい並んでる。
< 俺もそろそろ結婚しようかな? >
新婚生活を想像しながら食事してると、
「 稜、 何ニヤけてるの? 」
「 結婚したらさぁ…。 」
希羽の顔つきが、
なんか違和感がありながらも、
普段通りに会話しながら…2人して眠りにつく。
午前2時
メールが届いた。
< 亜衣からのメールだろう。 >
携帯を置いた。