365日+1日、飾らない言葉をさがして。< 短編集 >
22、指に…永遠を。
朝7時
1分の遅れもなく
私の携帯がサイドテーブルで走りまわっている。
起きれない私のために、
毎朝大好きな彼氏…
利哉( としや )からのモーニングコール。
「 おはよう…。 」
かなり寝惚けた声の私に
「 芽久( めぐ )…
今日は早いね
1分以内に出たよ。 」
すごくさわやかな声で
声フェチな私でも
めちゃくちゃ好きな声を、毎朝聞けるなんて幸せなんだよねぇ。
「 利哉…ありがとう。 」
「 オレがいなかったら、
芽久は、いつ起きるのかな? 」
笑うしかできない私。
めちゃくちゃさわやかな声で、
冷たいこと言ってくるけど…
そこもまたいいのよねぇ。
「 あっ、
今夜芽久会えるの? 」
「 会えるよ。
仕事終わったら連絡してくれる? 」
「 わかった。
芽久は早く用意しなよ。 」
今の一言で時計を見た。
利哉の電話を受けてから、もう10分が過ぎていた。
「 きゃぁ…
利哉ありがとう。
また今夜。 」
仕事行く前の忙しい時間に、
毎朝私を起こしてくれる。
それに甘えちゃいけないってわかっているけど…
だって、
大好きなんだもん。
もうしなくていいよ!
なんて言えないの。
甘えたさんって
言われたっていいんだもん。
1分の遅れもなく
私の携帯がサイドテーブルで走りまわっている。
起きれない私のために、
毎朝大好きな彼氏…
利哉( としや )からのモーニングコール。
「 おはよう…。 」
かなり寝惚けた声の私に
「 芽久( めぐ )…
今日は早いね
1分以内に出たよ。 」
すごくさわやかな声で
声フェチな私でも
めちゃくちゃ好きな声を、毎朝聞けるなんて幸せなんだよねぇ。
「 利哉…ありがとう。 」
「 オレがいなかったら、
芽久は、いつ起きるのかな? 」
笑うしかできない私。
めちゃくちゃさわやかな声で、
冷たいこと言ってくるけど…
そこもまたいいのよねぇ。
「 あっ、
今夜芽久会えるの? 」
「 会えるよ。
仕事終わったら連絡してくれる? 」
「 わかった。
芽久は早く用意しなよ。 」
今の一言で時計を見た。
利哉の電話を受けてから、もう10分が過ぎていた。
「 きゃぁ…
利哉ありがとう。
また今夜。 」
仕事行く前の忙しい時間に、
毎朝私を起こしてくれる。
それに甘えちゃいけないってわかっているけど…
だって、
大好きなんだもん。
もうしなくていいよ!
なんて言えないの。
甘えたさんって
言われたっていいんだもん。