渋谷33番
『薬がないと身体はだるくって

何もする気になれない

そんな頭で思うのは、警察が私を捕まえにくるんじゃないか、ってこと

それだけだった


山本は絶対私にケースを渡されたことを言う

そうなると、私は検査されちゃうでしょ?

もう薬はきれているかもしれないけど、きっと髪の毛とかからは反応あると思う

だから、だから逃げたの


ばかみたいでしょう 』


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