渋谷33番
3階につくと、再び細長い廊下を右へ左へと歩かされ、つきあたりのドアのところで立ち止まった。
吉沢がドアの右側にあるブザーを鳴らす。すぐに中から3人の職員が出てきた。全員女性だった。
「壁を向いて、足を広げて」
いちばん年配だろうと思われる職員が言う。すぐに残り2名が雪乃の服やズボンを上からたたくようにしてチェックしはじめた。
「よし!」
びっくりするほどの大きな声でひとりが叫ぶと、大きな扉が開けられた。
中に入ると、
「それでは僕はここで」
と、吉沢が職員に声をかけた。
ふりかえる間もなく扉は無情にも閉じられ、すぐに鍵がかけられた。
「錠をはずします」
年配の職員が鍵でかんたんに錠をはずし、腰のロープをほどく。よく見ると3人とも婦警の格好をしており、室内なのに帽子までかぶっていた。
吉沢がドアの右側にあるブザーを鳴らす。すぐに中から3人の職員が出てきた。全員女性だった。
「壁を向いて、足を広げて」
いちばん年配だろうと思われる職員が言う。すぐに残り2名が雪乃の服やズボンを上からたたくようにしてチェックしはじめた。
「よし!」
びっくりするほどの大きな声でひとりが叫ぶと、大きな扉が開けられた。
中に入ると、
「それでは僕はここで」
と、吉沢が職員に声をかけた。
ふりかえる間もなく扉は無情にも閉じられ、すぐに鍵がかけられた。
「錠をはずします」
年配の職員が鍵でかんたんに錠をはずし、腰のロープをほどく。よく見ると3人とも婦警の格好をしており、室内なのに帽子までかぶっていた。