渋谷33番
消灯の時間になり、3人は横になった。
今日は疲れていたが、一向に雪乃に眠気はやってこず、先ほどの会話を頭で浮かべながら天井の明かりをぼんやり見つめていた。
「友達も心配してるだろうな・・・」
思わず独り言がこぼれおちた。
隣の和美が向きを変え、こちらを見る。
「失踪したと思われてるかもしれへんな。明日にでも手紙書いたり」
「手紙・・・」
「そう。接近禁止令が出てないやろうから、明日からは誰にでも手紙出せるわ。まぁ、どうしても中身はチェックされるけど、1日1通までオッケー。速達も受け付けてくれるで」
「はい、そうします」
キャシーが上向きのまま、
「ユキチャン、ダイジョブヨ。ジジョウ ミンナ ワカッテクレルヨ」
とやさしい口調で言った。
今日は疲れていたが、一向に雪乃に眠気はやってこず、先ほどの会話を頭で浮かべながら天井の明かりをぼんやり見つめていた。
「友達も心配してるだろうな・・・」
思わず独り言がこぼれおちた。
隣の和美が向きを変え、こちらを見る。
「失踪したと思われてるかもしれへんな。明日にでも手紙書いたり」
「手紙・・・」
「そう。接近禁止令が出てないやろうから、明日からは誰にでも手紙出せるわ。まぁ、どうしても中身はチェックされるけど、1日1通までオッケー。速達も受け付けてくれるで」
「はい、そうします」
キャシーが上向きのまま、
「ユキチャン、ダイジョブヨ。ジジョウ ミンナ ワカッテクレルヨ」
とやさしい口調で言った。