大切なあなたに
第一章
あの日から私の心は闇に包まれた。
どうすることもできない孤独の闇につつまれた・・・。
そこに光をさしてくれたのは、あなただった。
「好きだ。だから・・・生きてくれ。」
それだけでも・・・嬉しかった。
わたしを好きでいてくれるだけで。
「わたし・・・生きていいの?」
「・・・いいよ。だから、絶対に死ぬな。」
あふれ出た言葉をぶつけても、受け止めてくれたあなた。
本当に
ありがとう。