龍とわたしと裏庭で②【夏休み編】
「ペース落とすから鼻で息してごらん」
圭吾さんはもう一度唇を重ねた。
今度のキスはゆったりしてる。
そっか
パニクらなきゃ息できる
「息できた?」
「うん」
圭吾さんはわたしの頭を胸に抱き寄せた。
「あんまり無茶しないでくれよ」
「うん」
「あんな思いをするのはもうたくさんだ」
「もうしない」
「怪しいもんだな」
もうっ!
圭吾さんの胸をたたくと、おかしそうに笑う声が胸からわたしの耳に響いた。
圭吾さんはもう一度唇を重ねた。
今度のキスはゆったりしてる。
そっか
パニクらなきゃ息できる
「息できた?」
「うん」
圭吾さんはわたしの頭を胸に抱き寄せた。
「あんまり無茶しないでくれよ」
「うん」
「あんな思いをするのはもうたくさんだ」
「もうしない」
「怪しいもんだな」
もうっ!
圭吾さんの胸をたたくと、おかしそうに笑う声が胸からわたしの耳に響いた。