☆恋愛初心者☆
いきなり、消毒をもっていた手が捕まれた。
「 ッんな、焦んな。
別にゆっくりでもいいし。」
ドキッ\\\\\
捕まれた手を振りほどいてしまった。
「 あッ・・・その・・・・ありがとう\\ 。」
「 おぉ、別に。」
市倉君はすぐに落ちていたものを、拾いはじめた。
ハァー・・・・・
心臓がうるさすぎるぐらいに、音を立てる。
きっと、顔も真っ赤だぁ・・・
初めてあんな風に男の子に、触れられた。
恥ずかしい・・・・
きっと、女慣れしている市倉君からしたら、手に触れるなんて挨拶より簡単なんだろう。
でも、私にとっては初めてだった。
触れられる事も、こんなにドキドキしたことも・・・・・