☆恋愛初心者☆
4章 先輩の作戦
キーンコーンカーンコーン…
「 やっとお昼だー!!
智恵美。頑張ってね!!」
「 あ、ありがとう…」
私は、緊張していた。
市倉君と食べる、最初で最後のお昼だから。
それに、斎藤先輩に言われたことも言わなきゃだし…
「 智恵美!!緊張しすぎ。
笑顔が一番だよ!! 」
「 うん。ありがとう!!!バイバーイ」
私は覚悟を決めて、屋上への階段を上った。