霊務・ザ・ファイナル(霊務4)
パチパチパチ!!
「は~~~いど~~も~~!! 礼子とオッサンの最終あとがきコーナー」
「あ~ようやくか……さあ、早速礼子君! 宣伝して!」
「うん! そうだね! 次の新しい小説がスタートしたよ★
記念すべき雨水小説20作品目のタイトルは……プクク」
「いいから礼子君、笑わなくて。タブーだよ」
「だってぇ……これさ……『恋愛議会』がついに出るんだもん。おかしくて」
「笑ってはダメ。耐える耐えるんだ」
「プクク…
恋愛議会は数年前から書こうとした、雨水の小説だよ。主人公は珍しい。なんと女の子。テロなど日本経済が危うい時に、新しい制度が加わったんだよプハハ。それは『顔を出さない総理大臣』の選出。従来は命が狙われる為に総理は適当な政治しかしなかったけど、これにより日本経済が安定するようになったのククク。そんな世の中を描いた、一風変わった学園恋愛小説だよプワプワ」
「もう説明しなくていいよ……君笑いすぎ」
「あとは本作のお楽しみ! 恋愛議会をヨロシク! オッサン、そろそろあとがきでのお別れの時間だって~~。日記に移行するよ」
「はあ……やっぱりね。毎度お馴染みの日記か」
「そんな顔しないの。ほら読者シメるよ」
「読者シメちゃいかんでしょーに! この場を締めると言いなさい!」
「はいはい突っ込みはあとあと。こっち来て。同時に言うよ?」
「いつも合わせないクセに。はあ~じゃあいくよ礼子君」
「うん、せーの!! ご愛読ありがとうございました!!」
「君、方向逆向いてるから」