霊務・ザ・ファイナル(霊務4)
辰ど死―日記
【礼子とオッサン―1】
「ハーイ、日記コーナーだよだよん」
「ヘイ、そこのお嬢! 前回から文句を言いたかったよ」
「何オッサン……変な言葉出して……」
「黙れ!! 前回霊務3での日記、よもや忘れたとは言わせぬぞ」
「おお、時代劇に出て来そうな台詞ね! アタシもマネよっ♪グッフッフ、身に覚えがありませぬなあ」
「ええい! 嘘を付け! 君、私に画鋲入れたじゃないか! しかも霊務4があるとも聞いてないし、それが最後とも聞いてないんだよ」
「ああ、なんだその事。里子に伝えといたでしょ?」
「毎回君は唐突過ぎる! 今まで聞いた事なかったが、今回の日記は何話で終わるの? もうハッキリさせよう」
「ん? 今回も10話よ」
「そうか……君が居るのに意外と短いね。霊務1は100話。霊務2も100話。霊務3は里子君が相手だから10話。そして、今回も10話か……」
「オッサンだって実際昔の日記見たの? 長いしクドいよ」
「なっ!! いいじゃないか別に!!」
「長く居るだけじゃいい訳ないでしょ? オッサンだって長年いた会社でも部長にもなれず……」
「はい、すぐそれに持ってかない」
「ハーイ、日記コーナーだよだよん」
「ヘイ、そこのお嬢! 前回から文句を言いたかったよ」
「何オッサン……変な言葉出して……」
「黙れ!! 前回霊務3での日記、よもや忘れたとは言わせぬぞ」
「おお、時代劇に出て来そうな台詞ね! アタシもマネよっ♪グッフッフ、身に覚えがありませぬなあ」
「ええい! 嘘を付け! 君、私に画鋲入れたじゃないか! しかも霊務4があるとも聞いてないし、それが最後とも聞いてないんだよ」
「ああ、なんだその事。里子に伝えといたでしょ?」
「毎回君は唐突過ぎる! 今まで聞いた事なかったが、今回の日記は何話で終わるの? もうハッキリさせよう」
「ん? 今回も10話よ」
「そうか……君が居るのに意外と短いね。霊務1は100話。霊務2も100話。霊務3は里子君が相手だから10話。そして、今回も10話か……」
「オッサンだって実際昔の日記見たの? 長いしクドいよ」
「なっ!! いいじゃないか別に!!」
「長く居るだけじゃいい訳ないでしょ? オッサンだって長年いた会社でも部長にもなれず……」
「はい、すぐそれに持ってかない」