霊務・ザ・ファイナル(霊務4)
「う~~ん。そうだな。それ以上は近付かない方がいいな」
ハッタリだ。
コイツ自身も大した事ないだろうし、どう考えても仲間が助けに来る様子はない。
援軍はオッサンの指示のもと、予め周りの敵を殲滅するように言われていたが、そんなのは居なかった。
今回は、コイツの単独犯として見ていいだろう。
「取り押さえろ!!」
合図と共に、霊達は一斉に飛びかかった!
すると……!
バチバチバチ!!!!!!!
強烈なスパーク音!!
「うぎゃ~~~~~!!!!」
黒ガラスの半径1mに近付いた霊達は、それを浴びると次々と倒れていった