君との距離は20cm
廊下を通っているうちにもずきずきと痛むお腹。
晃汰朗が女子だったらいえたんだけど,男子にこんなこというのもね・・・
「ふぅ~」
わたしがふと息をはくと晃汰朗は
「大丈夫?気分でも悪いの?」
とまるでしっているみたいにわたしのことを気遣ってくれた。
でも,わたしは本当のことを言わなかった,いや,いえなかった。
「ううん。大丈夫だよ?」
「そう?なら良かった!」
晃汰朗はニコっと笑ってまた進みだした。
教材庫は1階。
ココは,2階結構遠い~~
本当に今日は点いてない1日だったなぁ~
そう思っていたら着いた。
晃汰朗はやさしい・・・・・
いつも,みんなのことを気にかけている。
それに頭もいいし,スポース万能だし?
まぁ天然だけどね
わたしは資料を直した。
やばい。
もう。
限界。
いつもはそんなに痛くない生理痛はピークを迎えていた。
わたしは座り込んだ。
「イッタ・・・」
「おい!」
晃汰朗は慌ててこっちによってきた。
「だ,大丈夫だから・・・」
「大丈夫じゃないだろ!!」
「でも・・・」
「恥ずかしいだろうけど・・・ちょっと我慢してね」
といって晃汰朗はわたしを抱きかかえ保健室えと向かった。
晃汰朗の体は温かかった。


「先生~・・・・・・・あれ?いないなぁ~まあいいか」
と晃汰朗はいい,わたしをベットに寝かせてくれた。
そして隣に座ってくれていた。
3分ぐらいすると先生が戻ってきた。
「あっ先生だ!」
そう言って先生に全部話してくれた。
そしてまた隣にいてくれていた。
先生は
「もう帰ってもいいよ?」
っていってたけど・・・・・・
そばにいてくれていた。



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