俺様BOYと危険な恋

その後は、涙が枯れるんじゃないかってくらい泣き続けた。



「グスッ……悠稀のバカッ!!あたしが何したっていうのよー!!」



久しぶりに逢ったのに……



あたしの緊張返して!!



それでも……



「好き……」



だから、次逢った時はいつもの悠稀に戻ってね。



泣き疲れたせいか、だんだんまぶたが下がってきた。



結局、ご飯もお風呂も入らないままソファで寝てしまった。



「…ごめん、泣かせるつもりじゃなかったのに」










とても幸せな夢を見た。



あたしち悠稀2人並んで笑い合ってる。



手を繋いで、キスをしてホントに幸せそうな光景だった。



「おい、起きろ」



誰かの声が聞こえる。



この心地良い声に見覚えがある。



「ん、誰??」

「寝ぼけてんなよ。行くんだろ、俺ん家に」



何でだろう、なぜかあたしの事を起こしてる悠稀がいる。



まだ夢の中なのかな??



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