俺様BOYと危険な恋

優希の手作りのケーキをみんなで食べながら俺たちはお袋の質問攻めにあった。



「馴れ初めは??」

「言えね」

「チュウはしたの??」

「さぁな」



どの質問にも適当に答えてたらお袋がキレた。



「悠稀!!あんたなんなのよ。ちゃんと答えなさいよ」

「無理!!ハズいだろうが」

「こんの根性なし」



いつまでもグチグチ言うから優希を連れて前まで使ってた部屋に来た。



「入れ」

「ここ悠稀の部屋??」

「あぁ。適当に座れよ」



そう言ったらドアの近くに座った。



「何遠慮してんだよ。こっち来いよ」

「だって何か変な感じするんだもん」



確かにいつも寮にいるから変な感じだ。



「ねー、香織さんのことはどうなったの??」



優希が遠慮がちに聞いてきた。



何にも聞いてこなかったから気にしてないんだと思ってた。



「あぁ。もう平気だ本人とも事務所とも話はついたから」

「ホント??あたしたち別れなくてもいいの??」



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