俺様BOYと危険な恋
悠稀はホントに疲れてるのかってくらいの激しいキスをしてきた。
激しいキスの後は、また激しいキス。
「ちょ、待って!!」
「んだよ」
悠稀は嫌そうな顔をして言った。
「悠稀疲れてるでしょ。休んだ方がいいんじゃない」
「明日休みだから大丈夫」
「学校あるよ」
「サボろうぜ」
あたしはこのまま食べられちゃうの!?
でも、あんなこと言っちゃったし。
「お前が嫌ならやめる。まだ我慢出来るし」
優しすぎるよ、悠稀。
そんな悲しそうな顔しないでよ。
「ホントにいいのか」
気づいた時には抱きついてた。
「いいもん」
「後からイヤって言ってもやめねーからな」
「言わないもん」
悠稀はあたしを抱っこしてベッドまで連れて行った。
「待って」
「はぁ!?お前空気読めよ。今かなりいい雰囲気だろうが」