俺様BOYと危険な恋

悠稀はホントに疲れてるのかってくらいの激しいキスをしてきた。



激しいキスの後は、また激しいキス。



「ちょ、待って!!」

「んだよ」



悠稀は嫌そうな顔をして言った。



「悠稀疲れてるでしょ。休んだ方がいいんじゃない」

「明日休みだから大丈夫」

「学校あるよ」

「サボろうぜ」



あたしはこのまま食べられちゃうの!?



でも、あんなこと言っちゃったし。



「お前が嫌ならやめる。まだ我慢出来るし」



優しすぎるよ、悠稀。



そんな悲しそうな顔しないでよ。



「ホントにいいのか」



気づいた時には抱きついてた。



「いいもん」

「後からイヤって言ってもやめねーからな」

「言わないもん」



悠稀はあたしを抱っこしてベッドまで連れて行った。



「待って」

「はぁ!?お前空気読めよ。今かなりいい雰囲気だろうが」




< 125 / 293 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop