俺様BOYと危険な恋
あたしの額に頬に鼻に。
いろんなところにキスが降ってくる。
そのおかげか痛いに慣れ、だんだん気持ちよくなってきた。
「気持ちいいか」
「うん///」
そう答えたら悠稀は満足そうな顔をした。
「好きッ…」
その顔がすごく格好良くてついつい言っちゃった。
「……この状況でそんなこと言うなよ。マジで優しく出来なくなるから」
「悠稀は十分優しいよ」
悠稀はため息をついて、あたしの首に顔をうずめた。
そして、耳元でとろけるような声で囁いた。
「後悔してもしらねーぞ」
後悔なんか………
………するかも!!
悠稀は容赦なくあたしを攻めてきた。
さっきのが嘘のように。
あたし初めてなのに~~~~~~~~~~~~!!
その夜は悠稀の腕の中で散々鳴かされて、もうぐったり……
でも、忘れられない日になったよ。
悠稀を好きだって再確認出来た日でもあった。