俺様BOYと危険な恋

あたしの額に頬に鼻に。



いろんなところにキスが降ってくる。



そのおかげか痛いに慣れ、だんだん気持ちよくなってきた。



「気持ちいいか」

「うん///」



そう答えたら悠稀は満足そうな顔をした。



「好きッ…」



その顔がすごく格好良くてついつい言っちゃった。



「……この状況でそんなこと言うなよ。マジで優しく出来なくなるから」

「悠稀は十分優しいよ」



悠稀はため息をついて、あたしの首に顔をうずめた。



そして、耳元でとろけるような声で囁いた。



「後悔してもしらねーぞ」



後悔なんか………











………するかも!!



悠稀は容赦なくあたしを攻めてきた。



さっきのが嘘のように。



あたし初めてなのに~~~~~~~~~~~~!!



その夜は悠稀の腕の中で散々鳴かされて、もうぐったり……



でも、忘れられない日になったよ。



悠稀を好きだって再確認出来た日でもあった。




< 128 / 293 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop