俺様BOYと危険な恋
普通の女だったら束縛すんじゃねーの。
優希俺にが毎日逢えるようにもっと仕事がんばんないとな。
俺はさっきよりも強く優希の手を握った。
ありがとうって気持ちを乗せて。
「ねー、ここに入るの??」
「あぁ」
「ホント!?あたしここ来たかったんだよね」
俺が予約した店は最近、カップルに人気の店の“サラン”
前に優希が雑誌でここの記事を読んでるのを見たことがある。
目がすげー輝いてたから一目で行きたいんだなって分かった。
「ここって何ヶ月も先まで予約入ってるんじゃないの??」
「あぁ」
これにはちょっと訳があってな、
俺とここのオーナーは少し面識があって、つい最近撮影でたまたま逢ったんだよ。
その時、予約のことを何とかなんないか聞いたらあっさりOKされた。
ただし、この店のCMに出たらって条件付きで。
もちろんOKしたさ。
こんなおいしい話なんかなかなかないからな。