俺様BOYと危険な恋

優希とのことは深く突っ込まれなかったがこれからマスコミに追われることになる。



ちょっとウザったいけどこれで優希と堂々とデートできる。



今日はもう仕事がないから早く帰ろう。



帰って優希にベタベタしよう。



「ただいま」

「おかえり~」



帰ったらやけにテンションが高い優希がいた。



何かいいことでもあったんだろうか。



俺が飯食ってる前でニコニコ。



テレビ見てる横でもニコニコ。



「何かテンション高くね」

「そう」

「明らかにおかしいぞ」

「実はね、見ちゃったの。翔のベッドの下にあった熱海の温泉旅行の本」


マジ……!?



内緒で計画するつもりだったのに。



「俺らが公認になったお祝いでな」

「ヤッター!!ありがとう、悠稀。これで1日ずっと一緒にいられるね」



優希は期待以上に喜んでくれた。



「ひゃっ!!な、何!?」

「お前が思いっ切り抱きついてくるから」



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