俺様BOYと危険な恋
つうわけで、優希をおいしくいただきました。
「イった??」
「……そんなこと聞かないで」
このイった顔が色っぽくてそそるんだよな。
それから優希に有り得ないほど優しくて甘い言葉を言った。
「痛いか??」
「ううん、平気」
「そう、だったら容赦しないよ」
その宣言通り日が昇るまで優希を攻め続けた。
次の日、腰が痛いと文句を言う優希を無理やり学校へ連れて行った。
「鬼、悪魔、人でなし」
「お前の体が悪い。間違っても他のやつに触らせんなよ」
俺が触らせねーけど。
「もう!!ホントずるい。そんなこと言われたらキュンってなるじゃん」
いいんだよ。
お前は俺だけにトキメいてれば。
俺だけを見れればいいんだよ。
「優希」
「何??」
誰もいない階段の踊り場で一瞬だけの軽いキスをした。
キスする優希の顔ですら人に見せたくない。