俺様BOYと危険な恋
だから、次の日はお昼ごろから活動を始めることになってしまった。
ただし、悠稀は昨日のまま甘々モード。
あたしを甘やかせてくれるみたい。
昨日行きたかった足湯に連れて来てもらった。
って言っても旅館はすぐそこに見えるんだけどね。
「わーい、足湯だ」
子供みたいにはしゃいでるあたしを優しく見守っている悠稀。
いつもと違い過ぎて調子狂う。
別人になっちゃった……とか。
「昼はワガママ聞いてやるから夜は俺の言いなりになれよ」
どうやらあたしの心配は無駄だったみたい。
いつも通りのエロエロ大魔王だった。
それからお土産見たり、悠稀のガイドの元いろんなところを観光したりでアッという間に日が暮れてしまった。
夜景がきれいなところがあると言い、着いて行くこと約10分。
なんの変哲もない丘へやって来た。