俺様BOYと危険な恋

「優希!!アンタも危ないんじゃないの。悠稀先輩本気で世界目指すなら結婚先送りになるんじゃないの??」

「そうだね。そしたら独身同士でいっぱい女子会開こうね」



えれなの言う通りになる可能性はかなり高い。



けどプロポーズなら3年前に受けてるから何年でも待てる。



「えれな。迎えだ」

「あ―――――!!疾風がいる」

「また飲み過ぎてるし。みんな悪かったな。じゃあ、コイツ連れて帰るから」

「疾風チューしよ」

「何言い出すんだよ。バカか」

「う―――――。冷たい」



ホントお酒飲んだえれなって厄介だよね。



あの疾風くんですら攻略してないよ。



「優希ちゃん。毎度ごめんね」

「いえ。疾風くんの方が大変だよ」



今度からは飲ませる時は気をつけよう。



あたしもそろそろ帰ろうかな。



「優希。お前も迎え」

「えっ!?誰……!?」

「よう。お前電話も出ずに何してるかと思えば浮気か」

「ゆ、うき……」



何でここにいるの??



予定では帰ってくるのは来週のはず。



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