俺様BOYと危険な恋
「………まぁー」
「いいな。珍しくて」
この名前でいいことなんかあったことないよ。
って、心の中で先生に叫んだ。
先生はあたしの名前には突っ込むのにえれなのことにはなんも突っ込まなかった。
学校側はえれなの事情を知ってるってことかな??
全員の自己紹介が終わり明日から行われるオリエンテーションについて先生が話していた。
それと、1ヶ月後にある二泊三日間、山でキャンプして交流を深める合宿の話しも。
ご飯は自分たちで食べ物を採ってきて作るという過酷なもの。
どうしても採れなかった場合は先生がなんか用意してるみたい。
お風呂は近くに有名な温泉があるみたいでそこに入る。
なんか美白効果があるらしく特に女子にはおすすめだってさ。
めんどくさそうだけどなんか楽しそう。
ワクワクしてきた。
「楽しみだね。山行くの」