俺様BOYと危険な恋
「どうだったアメリカは」
「すげーよ、あっちは。俺なんかクソみたいに思えた」
「お前がそんなこと言うなんて相当だな。それでも、目指すんだろ??」
「あぁ」
当たり前のこと聞くなよ。
俺様に出来ないことなんかない。
ただ今はまだ力が足りないだけ。
「疾風、ちょっと相談ある。今日の夜付き合え。いつものところで」
「あぁ、分かった。俺、今から仕事だ。じゃあな」
俺はしばらく仕事がない。
優希も今日は学校がない。
さて、何するかな。
「あれ、疾風くん帰っちゃったの??」
「仕事だ」
「ふぅん。朝ご飯出来たよ」
優希の飯も久しぶりだ。
昨日食わなかったし。
「和食??」
「うん。サバの味噌煮とナスの味噌汁」
「おっ!!うまそうじゃん」
味も最高。
優希の作る飯は世界で1番うまい。