俺様BOYと危険な恋
休み時間になるとえれながあたしの席にやってきた。
すごい嬉しい!!
「あ、さっきいい忘れたけどあたしの変装のことは内緒ね」
「分かってるよ」
昼休みになり、えれなをお昼に誘った。
「今日は天気いいし、中庭にでも行こうよ」
「いいね」
中庭には誰もいなく貸し切り状態だった。
「あそこにベンチある。あそこで食べよう」
ベンチに移動してお弁当を広げた。
こんなきれいな人が食べるお弁当って特別なのかな。
ちょっとした好奇心でえれなのお弁当を覗いてみた。
………。
えれなのお弁当は酷すぎて固まってしまった。
「何よ。どうせ料理出来ませんよ。でも、がんばって作ったんだから」
「そ、そう」
「優希のおいしそう」
「別に普通だよ」
お弁当を食べながらガールズトークに花を咲かせていた。
内容はもちろん恋の話。