俺様BOYと危険な恋
「何がありえないんだ。まさか俺のこと好きになったか」
やっぱ芸能人って自信過剰だ。
「ありえないから」
「どーだか。女は嘘つきだからな」
「そーですか。学校に行く準備するので出て行ってもらえます」
今日も普通に学校がある。
確か今日は校内でのオリエンテーションがあったはず。
「なんで??」
「なんでって、着替えとかするし」
そう言うと東悠稀はクスっと笑った。
「何がおかしいのよ」
「あそこ見てみ」
東悠稀が指す方を見たらあたしの下着があった。
「あんなとこに下着置くヤツなかなかいねーよ」
やばっ!!
家は女だらけだからいつもあんな感じだから特に気にしなかった。
まさか、入学してすぐに部屋に男の人を入れるなんて思わなかったし。
「見ないでよ」
「見えるとこに置くなよ。俺だからよかったものの他のやつだったらヤられてたかもな」
人のファーストキス奪ったヤツがよく言うわよ。
「取りあえず出て行って。あなたも準備があるでしょうし」
「わかった。悠稀って呼んだら出ていく」
はぁ!?この人マジで意味わかんない。