俺様BOYと危険な恋

「何で名前呼ばなくちゃいけないのよ」

「んー、なんとなく」



全然話が通じない……



今は、何を言ってもあたしが疲れるだけな気がする。



「早く」



甘い声で急かされてついつい口が滑りそうになる。



「……ゆっ……」

「早く言わなきゃ遅刻するぞ」



///っ!



「顔近いっ!!」

「キスできそうだな。もう一回する」

「しないし。もう出てって」



ニヤニヤしてる悠稀先輩を無理やり部屋の外に出した。



悠稀がいなくなってすぐに下着をタンスにしまった。



これからは下着をタンスにしまう習慣をつけよう。



< 45 / 293 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop