俺様BOYと危険な恋
「何で名前呼ばなくちゃいけないのよ」
「んー、なんとなく」
全然話が通じない……
今は、何を言ってもあたしが疲れるだけな気がする。
「早く」
甘い声で急かされてついつい口が滑りそうになる。
「……ゆっ……」
「早く言わなきゃ遅刻するぞ」
///っ!
「顔近いっ!!」
「キスできそうだな。もう一回する」
「しないし。もう出てって」
ニヤニヤしてる悠稀先輩を無理やり部屋の外に出した。
悠稀がいなくなってすぐに下着をタンスにしまった。
これからは下着をタンスにしまう習慣をつけよう。