俺様BOYと危険な恋

さっきの出来事とこれから謝りに行くことを説明した。



「悠稀が女に謝るなんて想像できねーや。ククッ」

「うるせーよ」



いつもは謝ったりしないけど優希には昨日悪いことしたから罪悪感がある。



「好きなのか?その女のこと」

「バカ言うな。いろいろあんだよ」

「へー。俺こっちだからじゃーな」



疾風は意味深な笑顔を残して去っていった。



アイツ寮じゃないのか。










コンコン―――



「はーい。ちょっと待って下さい」



ところ変わってここら優希の部屋の前。



「誰で……」

「待てよ」

「やめて!!」



優希の部屋を訪れたはいいけど俺の顔を見るなりいきなりドアを閉めようとした。



俺はドアに足を挟めそれを防いだ。



「取り合えず外野が集まる前に中入れろ」



そう言うと素直に中に入れてくれた。



「なんのご用意で」

「わかってんだろ。さっきのことだ」

「……」



急におとなしくなった悠稀。



「あたしがあなたに何かしました??どうしてあたしがこんな目に合わなきゃいけないの!?」



と、思ったら怒り出した。



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