俺様BOYと危険な恋
「今度はマジで付き合ってくれるか??」
「うん」
「よっしゃー!!優希、お前は今日から俺のもんだ」
悠稀はそう叫びあたしを抱き締めた。
突然のことにあたしの頭は真っ白になって若干パニックになった。
「ちょっ!!悠稀!!」
「ん。悪りー。お前男慣れしてねーもんな。でも、今だけ我慢して」
我慢なんか出来るわけないじゃん。
心臓がバクバクしてて破裂しちゃう。
「あのさ、もう1つ話あんだけど」
「なら、離して」
「嫌」
「あたしを殺す気!?」
必死にうったえたら仕方ねーなと言い離れてくれた。
はー、良かった。
本気で死ぬとこだったよ。
「親が優希に逢いたいって言っててさ」
親!?
まだ付き合ったばっかだよ。
速い!!速すぎる!!
「無理無理無理!!」
「俺も無理。お袋に逆らえねーから」
それって……マ
「マザコンじゃねーぞ!!理由は来れば分かるよ」
そんな~。
「週末開けとけよ」