俺様BOYと危険な恋
週末は当たり前のように用事がない。
あたしの友達はえれなだけ。
そんなえれなもモデルの仕事をしてて結構忙しい。
覚悟決めるしかないのかな。
「優希。腹減った」
「そうだね。今、ご飯作るよ」
キッチンに行ったら、悠稀も付いてきた。
「どうしたの??一緒に作る??」
「うん。でも、なんも出来ねーよ」
それは知ってるよ。
でも、なんか好きな人と料理するの憧れてたんだよね。
「じゃあ、簡単に出来るのやってもらおうかな。タマネギ切って」
「分かった。今日の飯何??」
「カレーライス」
悠稀がタマネギを切ってる間にあたしはじゃがいも・にんじんの皮を剥き、それをまた悠稀に切らせた。
なんか、この人に包丁持たせるの危ない気がする……
「悠稀、やっぱりあたしがやるよ」
「俺がやるって」
「だって、危なくて見てて怖いんだもん」
それでも、大丈夫だって言う悠稀はなんとか無事に切り終わった。
「「完成」」