俺様BOYと危険な恋
【悠稀】
朝起きたら隣に優希がいた。
正確には俺がいるソファに伏せて寝てる。
ここどこだ??
俺の部屋じゃねー。ってことは優希の部屋か。
昨日、優希が風呂入ってその後から記憶がない。
「おい!!こんなとこで寝てたら風邪引くぞ」
「……」
寝顔がかわいくて起こせない。
学校に行くまでまだ時間があるからもう少し寝かせておこう。
自分に掛けてあった布団を優希に掛け、ソファに移動させた。
「…ねむっ」
現在AM5:30
いつもよりかなり早めの起床。
優希の寝顔を眺めてよう。
なんか無性にキスしたくなってきた。
寝てるしいいよな??
優希に顔を近づけてチュッとキスした。
優希に起きる気配はない。
コイツ、マジで無防備。
お仕置きだな。
俺は優希が起きるまでずーとキスしていた。
優希が起きた時はマズいと思いしらばっくれたけど、めっちゃ怒ってた。
「学校行くぞ」
「うん。いってらっしゃい」
「何言ってんだよ。一緒に行くに決まってんだろ」