俺様BOYと危険な恋
「ただいま」
「おかえりなさい。もうご飯出来てるから早く食べよ」
「まだ食ってなかったのか」
「だって悠稀が一緒に食べようって言ってくれたから…。ひとりじゃ寂しくて…」
コイツめちゃくちゃかわいい!!
何なの、コイツ!!
一体、何の生き物だよ!!
さっきまでコイツのために我慢しようとか思ってたけど無理だ!!
「飯よりお前が食いたい」
「へっ!?」
「ベッドに連れて行ってもいい??」
耳元で甘く囁いたら優希の顔が真っ赤に染まった。
「ふっ……かわいい」
「かわいくなんかない……」
やべっ!!つい声に出しちまった。
「悠稀に言ってない事があるの」
「何だ」
「あたし……初めてなの」
はぁ!?コイツ何言ってんだ!?
「んな事知ってるし」
「えぇぇ――――!!」
そんなに驚く事かよ。
普通、キスすんのも初めてのヤツがヤったことあるわけねーだろ。
「安心しろ。無理に急かしたりしないから」
「ホント??」
「あぁ」