2匹の蝶々 ーAfterー
「ふっ…んあ、はぁ…はぁ」
「久しぶりで、忘れちゃった?」
唇を離した時に、息切れしている心に俺は笑った。
「な、何が?」
「何って…」
俺はニヤッと笑って、心の耳元に顔を寄せた。
「ディープキス」
心の体温が上昇するのが分かった。
「なっ…」
「可愛いなぁ、心は」
「ん…」
そして、軽くキスをする。
「ずっと俺だけの心でいろよ。」
「当たり前だよ…あたしは音だけが大好きだよ。」
また、可愛い事を言う。
我慢できなくなるだろ…
「心、いい?」
「え…ちょっと、ちゃんとベッドに…あっ」
心を黙らせるために胸を触った。
「はぁ…ん、待って音…」
「待たねぇよ、待てねぇ…」
上と同時に下を攻めると、心の口からはもう甘い声しか聞こえなくなった。