イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
「だってさぁ、最近のまり子…なんか違う。こう、綺麗になったって言うか、華が有るっていうか…」


「え…べ、別に、そんな事ないよ、付き合ってる人だっていないし」


ちょっと動揺しながら言い訳したまり子だった。


直樹先生との事は、口が裂けても言う事は出来ない。


世間一般から見れば、イケない事をしているのだから。


もし、これがばれたら、先生の立場は無くなってしまうのだ。


「そお…でも、変わったよまり子。女の私がこう言うのもなんだけど、ラブレターでも画きたい気分に成って来る」


「――ははは…」


まり子は乾いた笑顔を張り付けて、何とか菜月をやり過ごすまり子だった。
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