イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
南先生の熱くしなやかな掌が、まり子の胸を揉みしだく。


『――イケない、感じちゃイケない…』


まり子は心の底で、そう叫んだが体はまり子の意思をきっぱりと否定して、逆に南先生に体を摺り寄せて、貪欲に快感を貪ろうとして行った。


「うふふ…」


何故か南先生は嬉しそうに笑みを漏らすと自分の唇を、まり子の唇に重ねて行った。


柔らかで肉感的な唇の感触は、まり子の最後の理性を吹き飛ばすのには十分だった。


『ああ、せ、先生…』


頭の芯がジンと痺れて立ち眩みにも似た衝撃が麻里気に突き刺さる。
そして、女同士と言う想定外のシチュエーションは幼い彼女の心に熱い背徳の灯をともす。
< 137 / 213 >

この作品をシェア

pagetop