イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
南先生の唇は、まり子の唇を離れて、頬から首筋へと、軟体動物が這いまわる様にゆっくりと降りて行く。


そして、南先生の右手がスカートの中を弄り下着の中に滑り込む。


――じわり……


熱い滴りが体の奥から滲みだすのをまり子ははっきりと感じた。


まり子の心は千路に乱れて脚ががくがくと震え、経って居る事ができなくなるほどで、その場に崩れ落ちそうになった。


「ふふ、ビンカンね。直樹先生に教わったのかしら?」



「そ、そんな…」


南先生の意地悪な質問にまり子は答える事が出来なかった。


「せ、先生、お願いします、止めて下さい…」


まり子ははかなく抵抗して見せたが南先生は「ふふふ」と小さく嗤っただけだった。
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