イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
声が思わずひっくり返るほどの緊張感に自分で自分が驚いた。まり子はデニムの短めのスカートに同じくデニムの上着にブラウスと言う井出達で現れた。
普段見る制服姿のまり子とはちょっと違った雰囲気に乃理道は思わずごくりと唾を飲み込んだ。
そして耳たぶまで真っ赤に成る自分の姿がひしひしと感じられ思わず茫然と立ち尽くしてしまった。
その様子が可笑しかったのか、まり子は控え見に微笑んで見せた。
しかし、流石にこれでは話が先に進まない事に気がついた乃理道は、ひっくり返りそうな声を必死で押さえてまり子に向かってこう言った。
「――ど、どうぞ、お入りください」
すんでの処で声はひっくり返らなかった。
普段見る制服姿のまり子とはちょっと違った雰囲気に乃理道は思わずごくりと唾を飲み込んだ。
そして耳たぶまで真っ赤に成る自分の姿がひしひしと感じられ思わず茫然と立ち尽くしてしまった。
その様子が可笑しかったのか、まり子は控え見に微笑んで見せた。
しかし、流石にこれでは話が先に進まない事に気がついた乃理道は、ひっくり返りそうな声を必死で押さえてまり子に向かってこう言った。
「――ど、どうぞ、お入りください」
すんでの処で声はひっくり返らなかった。