イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
☆どきどき初体験
しかし、乃理道は飛んでいきそうな理性を乱暴に鷲掴みにすると何とか平静を保ち、外見は何気なくまり子の質問に答えて行った。
「あ、これは?」
まり子が指差したところを、どれどれと覗き込む、その刹那……
ブラウスの襟元からちらりとのぞく、まり子の胸元に気がついて、自分のガラスのハートにぴしぴしとヒビが入ってがらがらと崩れ落ちて行く様な感覚と同時に崩壊していく自分の心に気がついて自分で自分をがしがしと叩き、必死で持ちこたえようと頑張った。
流石に様子がおかしいと思ったまり子は、彼の瞳をまっすぐに見詰めて不思議そうな表情で、こう尋ねた。
「乃理道君……どうしたの、さっきから?」
「い、いえ、な、何でもありません、気にしないで下さい、こう言う奴なんです……ははは…」
「あ、これは?」
まり子が指差したところを、どれどれと覗き込む、その刹那……
ブラウスの襟元からちらりとのぞく、まり子の胸元に気がついて、自分のガラスのハートにぴしぴしとヒビが入ってがらがらと崩れ落ちて行く様な感覚と同時に崩壊していく自分の心に気がついて自分で自分をがしがしと叩き、必死で持ちこたえようと頑張った。
流石に様子がおかしいと思ったまり子は、彼の瞳をまっすぐに見詰めて不思議そうな表情で、こう尋ねた。
「乃理道君……どうしたの、さっきから?」
「い、いえ、な、何でもありません、気にしないで下さい、こう言う奴なんです……ははは…」