イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
Episode-7 『涙の終了試験』
☆わくわく初デート
「二人と、今迄良く、俺の授業について来てくれた」
教壇に立つ直樹先生は二人に向かって笑顔でそう言うと、チョークを持って黒板に向かい何かを書き始めた。
「終了試験?」
まり子が黒板の文字を読みながらちょっと嫌そうな顔をした。
試験とかテストとか言った言葉に対して敏感に反応してしまうのは、学生ならではの特性であるから仕方が無い。
「この試験の出題範囲だが、今迄教えた事全てを網羅した形の実戦形式で行う」
直樹先生は、二人見向かってそう宣言した。
「実戦形式?」
まり子と乃理道は、同時にそう言ってから顔を見合わせて再び視線を教壇に戻す。
その視線に答える様に、直樹先生は更に続けた。
教壇に立つ直樹先生は二人に向かって笑顔でそう言うと、チョークを持って黒板に向かい何かを書き始めた。
「終了試験?」
まり子が黒板の文字を読みながらちょっと嫌そうな顔をした。
試験とかテストとか言った言葉に対して敏感に反応してしまうのは、学生ならではの特性であるから仕方が無い。
「この試験の出題範囲だが、今迄教えた事全てを網羅した形の実戦形式で行う」
直樹先生は、二人見向かってそう宣言した。
「実戦形式?」
まり子と乃理道は、同時にそう言ってから顔を見合わせて再び視線を教壇に戻す。
その視線に答える様に、直樹先生は更に続けた。