イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
そして、開始早々、びっくりなシーンが連発されて、乃理道は飛び上がらんばかりの衝撃を、必死で堪え、かつ出来るだけスクリーンを見ない様にしながら『早く終われぇ』と心に中で念じ続けた。
だが、悪い事ばかりでも無い。恐怖シーンになるとまり子がきゅっと手を握り返してくれるのだ。
その感触が心地よくて、でも、スクリーンはスプラッタと言う妙な状態が延々と続いて行くのであった。
◆◇◆◇◆◇
「あんまりおもしろく無かったね」
まり子はあっけらかんとそう言って見せたが、乃理道にとっては死にそうな程の恐怖体験であった為、ぜいぜいと息が荒く顔色もあまりよく無かった。
「そ、そうですねぇ……」
そう強がって見せたが彼は今、精根尽き果てそうな勢いだった。
「そ、それじゃぁ、そろそろお昼にでもしましょうか……」
だが、悪い事ばかりでも無い。恐怖シーンになるとまり子がきゅっと手を握り返してくれるのだ。
その感触が心地よくて、でも、スクリーンはスプラッタと言う妙な状態が延々と続いて行くのであった。
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「あんまりおもしろく無かったね」
まり子はあっけらかんとそう言って見せたが、乃理道にとっては死にそうな程の恐怖体験であった為、ぜいぜいと息が荒く顔色もあまりよく無かった。
「そ、そうですねぇ……」
そう強がって見せたが彼は今、精根尽き果てそうな勢いだった。
「そ、それじゃぁ、そろそろお昼にでもしましょうか……」