イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
と、同時に、再び、ぱぁんと言う乾いた音、同時に押し寄せる痺れる様な痛さ。


「くぅぅ~~~」


痛みで涙が溢れそうに成る。


「よし、回答はこうだ」


そう言って直樹は回答を黒板に書きだした。まり子は椅子に座ろうとしたが、お


尻がじんじん痺れて座っているのが辛かった。


「セ、センセイ…お尻…痛いですぅ」


「当たり前だ。叩いてるんだからな」


「そ、そんなんぁ…」


そう言ってまり子はへたへたと床にへたりこむ。
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