イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
そう言って直樹先生は机に突っ伏しているまり子の頭を優しく撫でた。
「さて、乃理道君…君は、先生とまり子の秘密を見てしまった事に成る訳だ」
直樹先生が改まった表情で、床にへたりこむ乃理道に向かってそう言った。
「君に見られたのは、大きな誤算だった。彼女との事は、極秘で行きたいと思っていたのだが、残念ながら、そうは行かない状況に成った」
「きょ、共犯って…」
「君が取る道は二つ。一つは僕とまり子の関係を、警察にでも訴えて、僕の立場を奪う事。但し、この場合、まり子の立場も悪くなる。この手の話にマスコミは敏感だ、新聞沙汰にでもなれば、彼女おこの学校に、いや、高校生活をまともに送る事は難しくなるだろうね」
乃理道はごくりと息をのむ。
「さて、乃理道君…君は、先生とまり子の秘密を見てしまった事に成る訳だ」
直樹先生が改まった表情で、床にへたりこむ乃理道に向かってそう言った。
「君に見られたのは、大きな誤算だった。彼女との事は、極秘で行きたいと思っていたのだが、残念ながら、そうは行かない状況に成った」
「きょ、共犯って…」
「君が取る道は二つ。一つは僕とまり子の関係を、警察にでも訴えて、僕の立場を奪う事。但し、この場合、まり子の立場も悪くなる。この手の話にマスコミは敏感だ、新聞沙汰にでもなれば、彼女おこの学校に、いや、高校生活をまともに送る事は難しくなるだろうね」
乃理道はごくりと息をのむ。